コロナ自宅療養者、6271人に 1カ月で5倍、宿泊施設も逼迫

新型コロナウイルス感染拡大で、入院やホテルなどではなく自宅で療養する人が2日時点で6271人に上り、約1カ月前の1096人から5倍以上となったことが6日、厚生労働省のまとめで分かった。その1週間前の11月25日時点と比べても全国で1281人増え、福岡県では約3倍、埼玉県でも約1.8倍に膨れあがった。
 厚労省は病床逼迫を回避するため、軽症や無症状の人は自治体が用意した宿泊施設での療養を原則としている。感染者急増に宿泊施設も逼迫、確保が追い付いていない実態が浮き彫りになった。
 4月に埼玉県で自宅待機中の男性2人が相次いで死亡し、急変リスクが課題となっている。

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