障害者施設入所の3人、内臓に穴 逮捕の元職員が複数人に暴行か

愛知県東浦町の障害者施設で入所者の男性=当時(54)=が重傷を負った事件で、男性を含む入所者3人が内臓に穴が開くけがをしていたことが6日、施設関係者らへの取材で分かった。うち2人はその後死亡した。傷害容疑で逮捕された元臨時職員水野有幸容疑者(45)は複数人への暴行をほのめかしており、県警半田署捜査本部が経緯を調べている。
 水野容疑者は昨年7月に男性の腹を蹴ったとして逮捕。男性は穿孔性腹膜炎などと診断され、同10月に死亡した。
 捜査本部は4人が虐待されたとみて捜査。関係者らによると、男性以外の2人の臓器にも似た症状が見られ、うち1人は昨年3月に死亡した。

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