【一問一答】新庄氏、適時打は「ボールが止まっていたんじゃないかな」

阪神、日本ハム、米大リーグで活躍し、現役復帰を目指している新庄剛志氏(48)が7日、プロ野球の12球団合同トライアウト(会場非公開)に参加。シート打撃では二ゴロ、四球、二ゴロ、4打席目は一、二塁から左前適時打の3打数1安打だった。
【写真】TGCでバッキバキに割れた腹筋を見せつけた新庄氏
 新庄氏の主な一問一答は以下の通り。インタビュアーは日本ハムでチームメートだった岩本勉氏(49)が務めた。
 --4打席目で打ちました
 「ガンちゃん(岩本氏)、あそこ、チャンスで打つとと思ったやろ? そうやろ、そうやろ? 今回、無観客でテンションがムチャクチャ下がったんだけど、ランナーがいてくれてアドレナリンが出て、ボールがよく見えた。(ボールが)止まっていたんじゃないかなというくらい」
 --直球狙いでチェンジアップを?
 「もちろん。追い込まれていたから」
 --去年の今頃、(生活拠点の)バリ島からプロ復帰宣言
 「みんなのサポート。バリから1年前にプロ野球選手になると言って、正直、ちょっと無理じゃないかなという時期もあった。けど、みんなの応援があって、きょうこの場に立てた。打席の中で自分に対して感動しているの」
 --野球少年のようでした
  「小学校のときに空き地で野球をやっているような気持ちだったね」
 --きょうのユニホームの一番のこだわりは
 「オーラを出す。今風のユニホームの着こなしでない感じにしたいなと思った」
 --かつてのベストパフォーマンスとは違う
 「1年間、自分の考えでやってきて、もし球団に入れることがあれば、すばらしいトレーニングコーチや器具がそろっているから(パフォーマンスが)戻ってくるような気がする」
 --ここから、まだ上がる?
 「もちろん! でも、ポイントは目(視力)だったんだよね、実は。だけど、見えている。ものすごく見えている」
 --「ボールが止まっていた」と
 「タイムリーを打ったときに、追い込まれても大丈夫だったね。落ち着いていこう、と。前の2打席で凡退していたから、逆に落ち着いていこうという気持ちになれた」
 --球場入りはナチュラルだった(派手ではなかった)
 「ここに立つことが、パフォーマンスでしょ。だって48歳ですもん」
 --吉報を待っています
 「ハイ!」(右手で敬礼ポーズ)

0コメント

  • 1000 / 1000