プロ野球12球団合同トライアウトが7日、行われ、東大から17年ドラフト7位で日本ハム入りした左腕・宮台康平投手(25)が登板。元ソフトバンクの堀内、元巨人の小山、元楽天の中村と対戦。三者三振の結果を残した。
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堀内は外角に沈むチェンジアップで空振り三振。小山は2球ファウルのあと外角いっぱいの144キロ直球で見逃し三振。中村は外角への133キロのスライダーで空振り三振に抑えた。全球種、キレの良さが際立つ内容だった。
「結果良く終われたのでほっとしています。僕の武器は真っ直ぐ。真っ直ぐで差し込めたので変化球が生きたと思います。それで押せたのはアピールできたかなと思いました。神宮には3年間でマウンドに上がれなかったので、真剣勝負で上がれてうれしかった」とこの日の登板を振り返った。
十分なアピールを終えて、「不安はありますけどやることはやった。あとは待つだけです」と朗報を待つ構えだ。
宮台は神奈川県下有数の進学校・湘南高で県大会8強。東大では1年から東京六大学野球の舞台を踏み、通算38試合6勝13敗、防御率4・26、123奪三振の成績を残した。
日本ハムでは1年目の18年、ソフトバンク戦でプロ初登板初先発。5回途中4安打2失点だったが、この試合で右股関節を痛めた。3年間で1軍登板はこの1試合のみだった。今季は2軍で14試合に登板、0勝4敗、防御率7・71だった。
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